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歯の痛み外来Toothache

一般歯科

歯の痛み外来について

「歯が痛いけど、原因がわからない。歯医者では問題ないといわれた。」
歯の痛み(歯痛)といえばやはり虫歯が多いです。しかし、痛みの原因はそれだけではありません。

噛み合わせや歯の亀裂、筋肉由来の痛み、神経由来の痛み、上顎洞由来の痛みなど、実は虫歯以外にも原因がいろいろあるんです。虫歯や歯周病以外の原因による歯の痛みについてご紹介します。

1. 歯の亀裂(クラック)

歯は、材料学でいうと瀬戸物(セラミックス)に近いです。非常に硬いですが、強い力がかかると割れやすい性質を持っています。ですので、硬いものを強く噛んでしまった、もしくは歯ぎしりの癖があるなど、歯に異常に力がかかってしまうと、歯にひびが入ったり、割れてしまうことがあります。
歯の亀裂が最表層であるエナメル質に限局していれば何も問題ありませんが、内層である象牙質まで入ってしまうと、歯に力が加わり、歯がひずむことによって痛みを感じるようになります。
そして、亀裂に細菌が侵入してしまうと、細菌の刺激により虫歯のような痛みを感じるようになり、歯の神経に炎症を起こさせ、何もしなくてもズキズキする歯髄炎症状が出てくることもあり、最終的には歯髄を壊死させてしまうことになります。

 

歯の亀裂の診断は非常に難しく、実際歯の亀裂を肉眼でみることはできないので、「噛むと痛い」などの症状から亀裂の存在を推測するしかありません。
最近は、歯科用マイクロスコープの10倍以上の強拡大視野で、歯の亀裂を観察することで確定診断ができるようになりました。
実際、虫歯がないのに、虫歯のような痛みがあるときには、歯の亀裂が原因の場合が多いです。特に、大臼歯は非常に強い咬合力がかかる場所なので、大臼歯に高頻度にみられます。
歯の亀裂の早期診断が歯髄や歯の保存につながるので、「虫歯がないのに、奥歯で噛むと痛い」などの症状があれば、早めの受診をオススメします。

上の写真は、亀裂が歯の内部まで入ってしまい、細菌感染してしまった歯の内部の様子です。
このように、歯の亀裂が細菌感染経路になることで、歯の神経(歯髄)を壊死させることもあります。マイクロスコープで精密に診断し、適切に根管治療を行えば、歯を残すことができます。
当院は、カールツァイス製の世界最高峰マイクロスコープ(OPMI PROergo)を完備していますので、虫歯が見つからないのに、虫歯の痛みで悩んでいる方は、ぜひご相談してください。

2. 咀嚼筋由来の痛み(筋筋膜性疼痛)

歯ぎしり、食いしばり、後述するTCHにより、咬筋や側頭筋などの噛む時に使う筋肉(咀嚼筋)は疲労し、炎症による筋肉痛を引き起こします。
咀嚼筋と歯の感覚を司る神経(三叉神経)は複雑なネットワークを作っているので、咀嚼筋の痛みと歯の痛みは連動しているといわれています。原因不明の歯の痛み(非歯原性歯痛)の中で最も多いといわれています。

3. TCH(Tooth Contacting Habit)

我々が歯を接触する時間は、1日に合わせて約17分しかなく、上の歯と下の歯は基本的に接触しておらず、わずかに離れています。しかし、ストレスなどが原因で、無意識に歯を接触させる癖(TCH、Tooth Contacting Habit)を持っている方が増えているといわれています。
歯を常に接触させてしまうと、噛む時に使う筋肉(咀嚼筋)が緊張している状態が続くので、筋肉の疲労が溜まり、筋や筋膜に炎症を起こしてしまい、咀嚼筋の痛みはもちろん、それに関連して歯の痛みも出てくるようになります。

咀嚼筋と歯の感覚を司る神経(三叉神経)は複雑なネットワークを作っているので、筋肉の痛みと歯の痛みが連動していると言われています。また、TCHにより、実際歯に力が加わることで、歯や歯周組織にダメージを与えてしまうので、知覚過敏や歯痛の原因につながります。

4. 神経障害性歯痛

神経がダメージを受けることによって生じる痛みのことです。よく知られているのは、帯状疱疹による神経障害性疼痛です。
帯状疱疹の原因ウイルス(ヘルペスウイルス)は三叉神経に感染するため、ヘルペスウイルスの感染により三叉神経が傷ついてしまうと、痛みに敏感になることがあります。それに関連して、歯の痛みを感じることがあるといわれています。

また、下顎の親知らず抜歯やインプラント、根管治療など、歯科治療によって顎の神経が傷ついてしまった場合にも、神経障害性疼痛による歯の痛みが出現することがあります。

5. 上顎洞性歯痛

上顎には上顎洞という骨の空洞があり、上顎洞と上の奥歯は近接しています。鼻炎や副鼻腔炎などで上顎洞に炎症があると、上顎洞に接している歯が痛みを感じることがあります。
無闇に歯に手をつける前に、まずCTによる精密検査を行うことがとても有効です。

6. 非定型歯痛

原因不明のものです。精神的な要因が関連することが多いです。
除外診断になりますので、他の要因をしっかり排除することが大切です。

7. その他

心筋梗塞など心臓病が原因で歯が痛くなることがあります。

歯のお悩みならお気軽にご相談ください

このように、歯の痛みの原因は虫歯以外にもたくさんあります。まずは、歯に問題がないことをCTやマイクロスコープを駆使した精密検査で確実に診断し、TCHや歯ぎしりなどの生活習慣を把握してから、それ以外の原因を考えることが大切です。

歯の痛みでお悩みの方はぜひ金川歯科にご相談ください。

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