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予防歯科Preventive dentistry

予防歯科

予防歯科とは

病気を予防するための治療です。予防歯科では、虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、それらの病気を予防するための治療を行います。病気になってから治療をしたとしても、失ってしまった歯や歯ぐきは元には戻りません。だからこそ、しっかり予防していくことが大切なのです。

虫歯や歯周病になりにくい環境にすることで、できるだけ歯科治療が必要にならないように事前に防ぐことが大切です。

予防歯科の重要性

無駄な治療費がかからない経済的メリットはもちろん、お口の環境がきれいに保たれることは、お体全体の健康にもつながります。

実際に、歯周病は、糖尿病や心臓病、脳血管障害、早産などの悪化など、体全体に影響するといわれているので、健康長寿が重要とされる今、予防歯科の重要性はますます脚光を浴びています。

予防歯科の重要性

歯石について

唾液のカルシウム成分が歯の表面に沈着して固まっているものです。歯石は多孔性で粗い表面をしているので、細菌なのが非常につきやすいです。

バイオフィルムとは

細菌が増殖し、膜を形成してできている物です。膜によって細菌は保護され、抗生物質などの殺菌成分が浸透しづらく、除菌が難しくなります。

医院で行っている
予防歯科メニュー

クリーニング(スケーリング)

歯の表面についているプラークという細菌の塊や歯石を除去します。

クリーニング(スケーリング)

PMTC

PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、訳すと「専門家による機械を使った歯の清掃」という意味になります。様々な専用機器を使用して、虫歯や歯周病の最大の原因である「バイオフィルム(歯の表面についた細菌のかたまり)」や歯垢・歯石を除去していきます。

あくまで歯のクリーニングなので、ドリルなどで歯を削ることはありません。普段の歯磨きでは除去できない汚れが取れますので、爽快感を味わうことができます。バイオフィルムは約3ヶ月で再生されると言われていますので、定期的なPMTCをお勧めしています

PMTC

フッ素塗布

医院で歯に高濃度のフッ素を塗布します。フッ素を定期的に歯の表面に塗布する事で、虫歯になりにくい歯を育てていきます。十分な効果を得るためには、年に3~4回のフッ素塗布を行うことが理想です。

フッ素塗布

フッ素の3つの効果

  1. 【1】 歯質を強化する、歯のエナメル質を硬くすることで、虫歯の原因菌が作り出す酸に強い歯を作っていきます。
  2. 【2】 再石灰化作用を助ける酸で溶けてしまった虫歯になりかけた部分をもとに戻す、唾液の再石灰化作用を助けます。
  3. 【3】 虫歯原因菌の活動を抑える 虫歯の原因菌の活動を抑えて、歯を溶かす酸が作り出される量を抑制することができます。

定期健診について

定期健診を行うことで虫歯や歯周病の早期発見やセルフケアの状態を知ることができます。

定期健診を行うメリット

セルフケア(歯ブラシ、生活習慣の是正など)がきちんとできているか確認できます。セルフケアだけではカバーできないところは、歯科衛生士によって専門的にケアしてもらえます。

定期健診を行うメリット

定期健診で行うこと

定期健診はどのくらいのペースで
通うのが良いのか

歯周病の治療が一通り終わって再評価したときの歯周病の状態によって決まります。要注意なところがあれば、1ヶ月、全体的に安定していれば3〜6ヶ月のペースで行います。

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